ブルーオーシャンの名付け方

人をたくさん集めた方がいい、なるべくは孤独になるよりどこか人のいる広場やイベントに参加した方がいいと言われている。
コミケや、WEB関係のカンファレンス、ショールームや美容師などのイベントだったり、インスタレーションとしての枠組みの中で人が集まる。こういったイベントではなかなかいい出会いがない。むしろ、安易に人と人とは分かり合えないということを教訓として学ぶべきだろうか。それでも、もの珍しいことに人が集まる会場は嫌いではない。イベントが始まるまでの列で、知人がいたことはあまりないが、そこで落ち着いて読書やスマホのゲームができる。スマホのゲームも挿絵がついた読書のようなものかもしれない。その切っ掛けが、PDFの元ファイルを開く時か、それともゲームのキャラクターが話しかけたりする対話形式の方が身近な話題とリンクできて、読書が進むようになる。元の本では、
・人と人とをつなぐ本
・新たな自分に会う本
・自分が話をする形を得る本
・考えの蓄えを肥やす本
最近は、ドラマを見ていても構成がとても複雑で、それだけに起伏に富んでいるかもしれない。カメラはとても解像度が高いものになって、照明もLEDが応用されてディテールを伝えることが容易になった。そういった中で、ただ叫ぶ。世界の中心で愛を叫んだ何か。そうすると、何かとても有り難くて、それでいて勿体無いという感じがする。単純にストーリーが合っているかどうかだけでなく、何度も繰り返し見てしまうような。僕としては、少女の目に前髪が少し掛かっているところをカメラで正面から撮ると、アニメのようにも、実写のようにも見える。これを自分で再現しようとすると、天然パーマが掛かっていてあまり上手く行かない。想像の中にそっとしまっておこうと思う。エキストラの人のセットも何度も見返すとその度に違った発見がありそうだ。古代の水車や、ゼンマイを見ると、そのものが機能していることが視覚と直感で一致してとてもスッキリする。現代では、勧善懲悪というストーリーではなくて、そこからはみ出してしまった何かを潜在的に引き出すという類のストーリーが多い。起承転結があるのと、あまりないものもある。

遊園地にはジェットコースターという乗り物がある。早いもの、様々にスパイラルするもの、スピードが早いものがあるけれど、特に体感的に怖かったり、また興奮するものは上下の荷重が大きいものだそうだ。バンジージャンプのように落下するタイプがわかりやすそうだ。地上が無くなって、落ちていく感覚。そのような派手なものでなくても、例えば、上の空で階段をたった一段だけ踏み外して、うわっとなった時の感覚。これでも時と場合によっては十分に怖い。どちらにしても、人は極端な刺激を受けると感情が変化する。それも急激なものもあれば、ちょっとしたズレを扱ったものもある。
それとは、別に、観覧車のように同じコースを風景を眺める角度の違いで楽しむものもある。これも周囲を俯瞰できる時と、地面スレスレの時では感じ方が違うので、高低差が最も大きいかもしれない。
それぞれ共通して同じのコースの上を走っている。そういった変化ではなく、それを再現できるかどうかという視点に立ってみれば、全く起伏のないなだらかなコースも存在するかもしれない。
自然は食物連鎖のピラミッド上の組織になっている。ジグラットは100階建ての塔もあれば、わずか2階しかないものもある。
上下の認識はそれだけで、依存関係を生む。すると、そこに頼り切らない仮定の世界にも新しいフロンティアがある。すでに世の中に知られているモノを見て、それを自分の中の記憶と結びつけて、そしてなるべく平明に伝えようと思った場合。ある種のパターン化をする。そこで自分の衝動を諦め、なにか生産的な活動に関わりたくなる。近代までは、生活と関わりのないところでモノが溢れていた、空き缶やタバコの吸い殻、新聞紙の束、弁当の残りなど。現代では、それらがだんだんとリサイクルされるようになった。そのような消費活動の転換が、ストーリーの起伏に影響しているかもしれない。
時間は、感情に関わらず一定の時間で過ぎていく、それぞれが、その時代を生きる旅人で、月日も未来から過去に向けて動いている。物事を記録するということは、その流れに沿っていながら、それでいてある時、誰かのためにそれを取り出して送ることができる。ちょうどそれをお互いが覚えていて、この社会の常識と上手く折り合いがつけば。
たくさんの人の中にいても、自分を見失って寂しくなる時もあれば、一人になって、新しい自分を見つけて、外との接点をなんとか見つけようとする活動。ちょうど、型にはめて考える時と、その型を抜けて新しいものに流れていく時の一瞬の好奇心を、持続可能な仕組み、またはスイッチに変えるためには。スイッチはデジタルというよりアナログなラベル、そのものの名前だ。

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