文化と工学のに間にある社会史

かつてインターネットでチャットやゲームをしていると、ミサカというキャラクターの似顔絵を描いた高校生がいた。自分自身で絵を書くのが苦手で、特徴はショートカットで、目が大きく、制服を着ていて、指から電気が出ているという特長をところどこで描いていた。それほど面白かったのか、全くライトノベルを読んでいなかったので、その右肩が凝ったような女子高生の似顔絵のモチーフがなんなのか、何をいったい見て指差しているのか、そしてその男性を夢中にされるような要素がどこあるのかというところが少し気に掛かっていた。僕は千葉県と東京の間くらいにあるところによく本を買いに行ったりレンタルビデオを借りにいったりしていた。中学校から高校になると、千葉県を越境して、東京に行くとこは通勤や通学が多く、そこでカルチャーギャップを感じることもしばしばあった。勉強しても、いいところに行けるわけでないので、せいぜい手に職をつけることだというけれど、なかなかなりたい職業や、技術を叶えることが容易ではない。誰もがくすぶっているような所があった。よくアニメやゲームばかり見ていると洗脳されるというけれど、アニメやゲームにも、かつての第二次対戦のプロパガンダフィルムの影響を受けているところがある。
過去がどのようなものだったかは生まれていないので分からないけれど、現代では中東の紛争や、ユーゴスラビア問題、朝鮮の南北問題などは、数十年前に書かれている想定されうる最悪の事態から、緊張緩和に向かっている。それを反映したエンタメは意外に少ない。僕たちも人の不幸や、発展途上国を怖いもの見たさで見るようなところがある。人生は旅をする中で、新しい故郷をえる。
とある。シュミレーションゲームでは、民主主義では、選挙にあるような間接民主主義だけでなく、スイスにあるような直接民主制でもあまり、3人よらば文殊の知恵と言うように、お互いの良さを組み合わせて丈夫なグループを作ると言うことが絵空事に過ぎなくなることが度々ある。そうしたときに人は、せめて優しい独裁者になろうとするのだと言う。そこには例えば人がいない建物の透視図を描いたり、政治的なメッセージを発信し始めたりと、人は一人ではいられないことがいい方向に動くとは限らない。

デートレフポイカート著、あるドイツの社会史という歴史書にあったのは、街を走っているフォルクスワーゲンのニュービートルという車が、かつてのドイツの国民車の系譜を持っている。どことなく量産型のモビルスーツにも似ているかもしれない。オーダメイドで富裕層向けに作る自家用車より、現実的に生活を便利にするための手段として工学を考えると、中にはユダヤ人との混血の技術者が作ったようなモデルもあり、ハインケルという航空モデルの生い立ちを知りたくなった。
そこであるドイツの社会史という本から、等身大の近代史を知り、できれば過度に理想化せずに、僕たちが取りうる手段を模索することになった。Amazonでハンドスピナーがオモチャとして広まっていた、もともとは自転車に使うベアリングの回り方を検証する仕掛けだったかもしれない、町工場にベアリングの看板があるところでは、旋盤で削られたバネのような部品がドラム缶に並べてあった。それは削り方によって金属の色合いが波打って虹色になっていた。
バッテリーの部品は、電解液に亜鉛と銅の電極を入れることで作られる。しかしながら、そのような生活に必要なものを売っているようなところが近所になかなかない。Amazonの太陽電池の回路に銅のワイヤーを使っていたところが、銅といえば財布に入っている10円玉で直接触るくらいで、金物屋があればと思ったものの、おにぎりやサンドイッチはコンビニエンスストアで見つかるけれど、生活にありそうでなかったものを、身の回りから集めることは以外と難しい。それでも家族で加入しているガン保険を断ってから、なかなか病に対しても耐性がなくなっていた。僕らに苦労は避けられない。僕はエンジニアリングはある程度だいたい可能だと思っている。専門知識や熟練の経験もさることながら、それに対して持続的に興味・関心をいかに持てるかという事にある。また何かを自分にできないことをする場合は、何が正しいか、道理にかなっているかを考えきれないこともある。それが僕の都合に合わないときは、多少困った顔をするけれど、リーダーシップを持つことは立場の強くない人にも生きる希望を与える。しかしながら、現実の編集や大工仕事は、何かを作ることより、材料を削ったり切ったりして、その時は痛快だったり収まりがよかったとしても、実は後生のよくないことだということがある。エンジンも映画も1世紀前からあるけれど、等身大の人が何か仕掛けを使うことが心を通わせることを疎外するという見方もあるけれど、僕たちは不器用なりに必要なことを工夫してより良いものを作ったり、今まであるものに新たな使い方を見出したりすることを続けていきたい。

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