夏の青空と低炭素社会

台風の影響で、空が曇ってきた。今週は天気予報も曇りだったけれど、偶然陽当たりに恵まれた。光化学スモッグは気温が25度以上で、靄がかかる。そういえば2018年にスモッグの警報が出たのは8月2日の事だった。気象庁によると、7月から8月にかけて気温が上がり、8月2日の気温が高くなったピークなようだった。8月末になると秋の気配もし始めるものの、お盆を挟んで夏の様子がだんだんと変わってきている様子が見て取れる。お盆のはじめに、新しいソーラーパネルを試そうと思ったものの、その一週間くらいは天候が晴れと曇りの間くらいで、なかなかモヤモヤが取れない。雲も高い空に積乱雲があるかと思うと、地上すれすれに灰色の雲が浮かんでいる。なかなか夏に日光を浴びることが珍しくなるという環境があることが意外だった。

日用品を工夫することを、試しているときにそういえば普段どうしていたかを思い起こすとなかなか、標準的な状態を定義することが珍しいことに気がつくこともある。真夏に青空が見えることが実は台風や、夕立、ゲリラ豪雨などを踏まえると、意外に貴重な景色だと感じられる。今年の夏は確かに外に出られないくらいに、熱がある日もあった。そこだけみれば環境は温暖化しているという予測に傾く。それでもその進み方は一様ではなかった。2016年は冷夏で、あまりエアコンを気にする必要がなかった日々がある。その年の海水浴客は泳いでも寒くなる一方で、雲間からお日様が覗く日を心待ちにしていたという。それとは別に、僕もやや打算的ではあったにしても、せっかく準備したソーラーパネルの性能を試したくても、不安定な天候がいつまで続くかを気にしながら空を仰いでいる日が1週間くらいあった。

また、高速道路や通勤経路からの排気ガスが陽当たりに影響するかも知れないということが、そらまめという環境省のwebサービスから明らかになってきた。かつては、任期が長く石原都知事が、ディーゼル自動車の排気ガス規制を政策に引き合いに出していた。新聞や家族と話し合って見ても、自家用車はディーゼルエンジンではなく、バスやトラックがそれに該当するかと思っているくらいで、エコロジーがどのように関わってくるかはいくつかの記事を読んでもピンとこなかった。しかしながら先週の日曜日にふと外を散歩していると、地上からは太陽が雲に隠れて見えないのに、建物の階段を登るとやや照度が上がってくる、地上数十メートルにも雲が存在することに明らかになると。かつて都知事がペットボトルに煤の粉を詰めて、これを呼吸すると健康に良くないということを伝えようとしていることにも一理あるのかも知れないと感じた。とはいえ、有名人や政治家がそう言っているからといってそれを鵜呑みにすることはあまりフェアとはいえない。政治家が大戦時のOBを後援会にもって戦争を美化するような頑なな論調は、有権者を困惑させ行き過ぎているとも感じられる。

それから、都知事が色々に代替わりして、東京オリンピックが、猪瀬知事によって提唱されながらも、賄賂のスキャンダルで交代して、その後も経済的にクリーンなイメージが定着しないまま、女性の小池知事に落ち着いて今に至っている。政治や経済のことはよく分からないけれど、どうして誰もがそれに参加したいと考えるのか僕には分からない。適度に自立できるようなコミュニティを維持すればそれくらいで、維持費と構成員のパフォーマンスが保てるようにも思われる。近年では、職場に拠り所を求める風潮が色濃くなっている。それでもその職場のシステムは高度経済成長期からあまり変わっていないモデルもしばしばある。人工構成比もやや成熟している。

都民ファーストの会が票を急激に伸ばしてから、首都圏の住民が何か情報発信をしたいというニーズがいたるところで高まった。そういった中で、かつて子供の頃にあった光化学スモッグや排気ガスの濃度が一次的に濃くなるところがある。中でも福島のいわき市の商店街で渋滞が起こったところでは、2011年の東日本大震災の原発の除染のトラックが通っているからではないかという憶測も過ぎる。いわき市のホームページには、イオンモールに向かう道路が生活と幹線道路が交差していて渋滞しやすいという案内がある。排気ガスそのものが健康に影響するかどうかは、例えば、1ppmは百万分の1、1リットルの液体には10cm四方の箱をマス目にすると、6畳くらいの部屋で天井が2mある空間とでは、その箱が高さ20個分積み上がり、縦35個、横に25個分収まる、およそ20*35*25=17500で、17500個分のペットボトル、1m四方のダンボールでは17個と半分くらい。1ppmでは1リットルにつき1mg含まれるので、引っ越し用ダンボールに1gの煤が空気中に溶けているくらいでも、視界がモヤモヤになって息が詰まってくる様子がイメージされる。高度経済成長期から環境保全に向かう動きは、ここ数年で具体的になってきている。自分たちに無理なくできる習慣を見つけて行きたい。

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