乾電池と有機的な繋がり

乾電池の単四電池は同じサイズでは海外ではAAA batteryと名前が付いている。ちなみに単三電池はAAになるという。ハンディラジオの乾電池を充電式に換えると、電圧が1.5vから1.2vに抑えられるので、説明書にあるような数十時間も長持ちがしない。それでも使い捨ての乾電池より、繰り返し使える充電池に愛着があったのか、amazonで単四電池にスマートフォンで使うようなmicroUSBが付いてその都度コンセントやモバイルバッテリーから充電できるような仕組みにしようとした。ハンディラジオのバッテリーの蓋を開けて、新型のUSB式の電池を入れてみる。ところが2本入れるとどちらか一方が出力しない、仕方がなく片方をパナソニックの充電池、もう片方をUSBが繋がったタイプにすると、バッテリーの残量メーターは緑になった。乾電池ようにmicroUSBケーブルは4又になっている。iPhoneケーブルとandroidケーブルが2又になったケーブルはあるけれど、microUSBはスマートフォンだけでなくモバイルバッテリーや様々なデバイスに使う、又Made for iPhone認証がある端子を付ければiPhoneにも対応するので、ありそうでなかったケーブルでmicroUSBが複数分岐するケーブルがあれば、配線が纏まって絡まらずに便利になると思われた。それでも家電量販店だけでなくamazonやalibabaにも見つからないけれど、きっとあったら世界にいる誰かが助かるようなアイデアを持てるきっかけになったことは多少チャンスにはなる。今までは、既存の設定が万能でそれをヒアリング、分析することでしか納得感が得られないという閉じられた世界だった。

ハンディラジオをつけると、文化放送の青二プロダクションの桃色の声が眩しかった。アニメのように動くイメージはラジオの手前、想像になるけれどキャラクターが躍動する様子がなんとなく浮かんでくる。とはいえ、そういったものはその時は元気がでるけれど、いずれ近所からはやっかまれるだろうと少し不安にはなった。ステレオの調子も良く電波も良好で何よりだった。とはいえ、それがどれだけ持続するかを試していると、2日くらいをまたいで約6時間くらいだった。とはいえ、FMはイヤホンのワイヤーをアンテナの代わりにするので、感度はよかったが、電池にusbケーブルが内蔵されると電磁波の影響でAM放送がほとんど聞こえなくなってしまった。そこでかつて蛍光灯をLEDに変えた時のようにハリボテのダミープラグを使ってそこから、単四電池を単三電池につなぎ直してはどうかと思いついた。

単四電池を単三に、又単三電池を単二にというプラスチックで上げ底をして、電池を流用するアイデアは家電量販店やインターネットにあった。ところが、単四電池から+極と-極を取り出して、同じ量の電気を代わりに流すという事例はこちらで調べた所前例がない、そのため材料調達でももし適当な品物が行く先になかったとしても、それを不満に思う必要がなく、いい運動だと思って何度か往復することが苦にならなくなっていた。

とはいえ、使い捨ての乾電池では1.5vで充電池では1.2vの電圧で、繰り返し使っても前者より持続しないという特徴はなんとかならないものだろうと工夫しがいがあった。又モバイルバッテリーにも日本製のバッテリーが使われている。電池の+極の凸の部分に安全装置が入っている。電子タバコには安全装置より容量が優先されているが、電池の電解液はほぼ同じ仕組みを持っている。引き出しにあった単四電池は650mAだったが、店先には750mAになっており、近年メーカーでイオン化傾向の技術革新があって同じ大きさでも容量が増えたとのこと。それでも、長時間聴くには充電池はややパワーが足りない。

単四電池は長さが44mmで、それと同じサイズのプラスチック棒を加工して、両端の+極と-極に銅板を挟んでみるものの、安全装置の凸の部分を模ることが難しく、それでもハンディラジオを大きく変更することも憚られたけれど、ついにバッテリーとワニ口クリップがつながる、しかしながらワニ口クリップは配線が絡まりやすく、バッテリーに半田付けして組電池にすることが電池に特殊なコーティングが施してあり難しい。そこでプラスチックのバッテリーボックスを買い足し、又クランク式の発電機が撓むことも気になったので、金具をその都度追加することにした。今まではネジやボルトを使ったことがなかったが、金属と木材がネジやボルトで固定されていると感覚的に納得感と安定感が生じる。それまでただ発電機の空いたネジ穴に規格通りのボルトを入れていただけで、グラグラした部分は手で押さえていたけれど、金具に足が付いてネジで固定された分手が自由になり、クランクとギアが駆動する感触が増した。

ハンディラジオの単四バッテリーを入れるところにハリボテのプラスチックを入れ、そこから自動車の内装のデバイスに使うカプラー端子を着けて、指で付け替えできるようにした。端子は+-が2対あり、-極が手で+極が足のようになって妙な感覚になった。ハンディラジオは外のことを教えてくれる頼もしいパートナーと思って大事にしていきたい。

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