植木鉢に添えて

ベランダのesp8266からのwifiからのログがここ一か月くらい取れていなかった。ローズマリーも冬にくすんだ色合いになってからそのままになっていた、アンプルを追加して処置を施したものの、変化はない、葉っぱにはかすかにローズマリーの香りがする。根っこはしっかりしているが、なにしろ緑色がくすんでいる。そういったなかで、土壌湿度センサーのログが形がい化していた。土の水分だけでなく、根っこをあまり張らないけれど葉っぱをつける多肉植物やアロエなどで緑を補う必要がある。また土壌湿度センサー自体は、金属の端子が土の水分で錆びるので、トランジスタと電極で代用しているが、いつの間にか電極も数値が取れなくなっていた。朝起きたときは、esp8266だけを起動しようとして上手くいかなかったので、一年ほどでwifiモジュールが錆びてしまったのかと思われたが、プラスチックケースを2重にしており、雨ざらしになってもなかには水が入らないようになっている。また土地を持っていないので、植物を育てるとしたら、根だけでなく、葉と根のバランスになる。道端の苔をカップラーメンの容器に寄せ植えしたものは、苔は冬に縮れてしまったが、そこからスズメのカタビラというイネ科の葉が笹の葉のような雑草と、コウゾリナというタンポポに似たキク科の花がさいて、しばらくして綿毛のような種が風に運ばれていた。それから、ギザギザの葉っぱから想像するにキク科の雑草で、アレチノギクかと思われる雑草が生えた。その間にも苔が枯れたところにツルマンネングサを寄せ植えしていたが、枯れてしまったので、グラフトペダルム属のブロンズ姫という赤みがかった多肉植物を容器に寄せ植えした。数か月すると赤みが取れて緑かかってきた。

ある日風が吹いて、カップラーメンの発泡スチロールの軽い鉢に比べて、雑草と寄せ植えした植物の比重が大きくなったのか、横に転倒してしまった。それでも土がこぼれず、雑草がその状態からでも日が当たる方向にのたうつので不気味に思われた。そこで容器と下に敷いた皿をダクトテープで補強して倒れにくくした。どのような養分配分になっているかわからないが、土より葉や茎が多くなっていた。

また土壌湿度センサーは既製品でも金属箔が参加するので、長く持たない、また回路図から自作して一年ほど持続したが値が図れなくなっていた。そこでESP系の小型のwifiモジュールと、温度と湿度を土壌湿度センサーの代わりにデータを取ろうと思う。プラスチックの四角い容器では間から水分が漏れるかもしれず、調理用の透明なZIP容器なら、場所を取らず、センサーも付けやすく、状態の異常にも気づきやすくなる。

気温が上がって、天候はいまいち晴れずに梅雨入りして曇りが多くなったことで、食欲が減退してきた。そこでそうめんに山椒をかけると、負担なく食事ができる。そうめんはラーメンやうどんやそばに比べると印象は薄いけれども、僕は芯が強い食べ物だと思っている。またインターネットでレシピを調べると、滋賀県の郷土料理にソーメンと鯖の煮汁を絡めた鯖ソーメンというものがあるようだ、そうめんは鯖と醤油で褐色になり、どちらかというと主食でなく、ごはんと一緒に食べるおかずだという。イタリアのパスタもアンティパストという分類があるように、肉や魚料理の付け合わせてとしての役割もある。

そこでコンビニエンスストアで揖保乃糸を使ったそうめんと、鯖の缶詰めをフライパンで敢えて見ると、ネギの彩りと鯖の存ボリュームがあって、郷土料理のようになった。これはどちらかというと料理というよりコピー&ペーストのような簡単な作業だけれど、食べるとどこからか元気が出る。中国や台湾の屋台の面にシンプルな薬味をつけたものは、カップラーメンにもないような素朴な味わいがある。それに比べると日本では麺類が進化しすぎたのかもしれない、面の断面は正方形になっていて歯ごたえがある、それは悪くないけれど、もし地域ならではのソウルフードがあれば、別腹で食べたくなるかもしれない。

雑誌社にいたころに血圧が上がったので、心配になって内科にいくと、和食はあっさりしているが塩分は抑えられないという。また食事が一人で食べるので、ほとんど意欲があがらない、子供の頃はノルマのサラダを食べると褒められたので、レストランでもさらにあるものを黙って食べ残さずにおくと、なにがしか達成感がある。とはいえたまには自炊するのも悪くない。ぼくはパックのご飯や缶詰めでも良くできたものは小骨も柔らかくなっていて、なんともいえないコクがある。またそうめんは、それが淡泊でマンネリになることを想定して、レシピに和風だけでなく、洋風や中華、イタリアンもある。イタリアにもそうめんとよく似た歯触りと太さのカッペリーニという細麺があるが、僕はそうめんでも代用できると思う。別に押し付けではなく、ちょっとしたサイドメニューから渇きが満たされればと思う。

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