野良猫と飼い猫の習性

午前中は曇っていたが、雨は降っていなかった。天気予報によると降水確率は50%くらい、曇った空を見てもまだ雨は降りそうになかったので、都営線を使って白山まで乗り継ぎ、谷中霊園まで散歩することにした。谷中霊園は猫がよく集まるスポットという噂を頼りに、散策を始める。広い公園なら家の近くにもあるが、そこで野良猫を見かけたことはなかった。どちらかというと民家の入り組んだ道を歩いているときにふと野良猫が通りかかることがある。車が通る道でも猫が渡ることがある。学校などの通学路で見かけたが、猫の足が速くなかなか写真にとることができなかった。捨て猫にも合ったことがなかった。もし見つけたとしても自分では飼わずに、どこか飼育施設に預けることが妥当だと思っている。猫でも子猫の動画はYouTubeでアクセス数を稼いでいる動画もある。ヒカキンはペットショップで折れた耳のスコティッシュフォールドを買って話題になっていた。その猫は視聴者の言う通り子猫のうちは遠吠えがあるとか、よく動くといった特徴があったが、エサを食べすぎたのか生後1年目で6㎏まで太っていた。または長い脚のマンチカンや、耳が真っすぐのスコティッシュなどペットショップで遺伝的な特徴はないけれど、安価で健康な猫を普通に育てる動画でも人気があったりする。YouTubeの場合は宣伝広告費を配信者が支払う必要があるので、良心的な飼い主を見分けにくいところがある。

白山から千駄木まで歩いて、谷中霊園に着いた。公園というよりは墓石が並んでおりところどころに芝生や茂みがある。猫には遭遇しない。霊園を一回りして帰ろうとすると、黒い斑点がついた白い猫が道を通ってきた。そのまま近づいても猫はそれほど人を警戒しなかった。猫は歩くよりややゆっくりと道を通っている。石畳に猫が腰かけると撫でることができるようだ。猫には首輪が付いており、もともとは飼い猫だったようだ。体格は野良猫のように痩せている。しかしながら、野良猫とはことなり人に慣れている。やや小さい声でニャーと鳴いて、木の根っこで爪を研いでいる。エサは持って行かなかった。猫でも犬のようにしつけをすることができるようで、例えばチュールなどのお菓子など手を添えるときにあげるようにすると、猫が手を出すとお菓子がもらえると思って疑似的に犬のようにお手をする習慣が付くという。餌付けをせずになでるだけでも猫が喜ぶことがあるとして、それを実践してみようと思う。そこから墓石のあたりまで移動すると、そこに猫が座っている。近づこうとすると木の葉があるので、カサカサと音がするためそれ以上近づかないようにしておく。一通り猫の様子を記録できた。首輪が付いていない猫も見てみたかったが、それは家の近くで繰り返し通ったことがある道を辿るほうが遭遇する確率は高かった。住んでいる地区にも3匹~5匹の野良猫がいるがうまく隠れているのか、1匹しか頻繁に見ることができない。どういう生態系になっているのか気になるところではある。谷中霊園の裏側には日暮里の駅があった。白山から歩いて行くより、日暮里までバスで行ったほうが近いかもしれない。日暮里からバスで帰った時に雨が降ってきた。晴れた日を選んでまた行ってみると今度は野良猫も見つかるかもしれない。都内にあってあまり広くない場所で、人と動物の共生によってやや人に慣れて怖がらないという動物が見られるようになった。

ちょうど飼い猫から野良猫になった猫で人に慣れているところが、今まで見た猫と変わっている。家の近くに住んでいる野良猫は、警戒心が強くほとんど近くに寄って、触ることができない。飼い主が飼っている猫には首輪が付いているけれど、どういうわけか飼い主が近くにいるが街角に出ていることがあり撫でることができる。飼っている猫は人懐っこく、手を舐めてくれたり、お腹のふさふさした毛並みを見せてくれたりする。犬のように首輪を付けて散歩しているのを猫ではあまり見たことがないが、キジトラと黒と白の模様の猫がお年寄りの飼い主に飼われている。飼われている猫でも道にトラックが通って音がすると耳が動いて身構えるようだった。また、しばらくして飼い主がいる家のなかに戻ったかとおもったら、どういうわけかまた路地に首輪を付けて座り込んでなにかを待っていた。

図書館には猫の本は、あまりレパートリーがなかったが、無印良品には野良猫の生態系や猫を飼うインテリアを扱った本など種類が豊富にあった。猫は生後0日から1歳までで人の年齢に換算すると1歳から20歳になる。生まれて一年で大人の猫になってしまうために成長が早い。また猫用トイレやキャットフードの進歩によって1年以上の猫でも寿命が15年くらいまで伸びている。飼っている猫でも年を取った猫でも懐いてくれると魅力があることが分かる。僕は猫を飼うつもりはないけれど、公園と街の間にある自然として猫に注目してみるのも面白いかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です