通所体験とその継続

就労支援施設の体験通所が3日目を迎えた。朝はそれほど暑くなかった。その日は朝起きて、髭を剃って、ベランダの植物に水を遣って、新聞小説を移して電車に乗った。比較的時間に余裕をもって通うことにした。9時40分に施設に入って、挨拶をする。朝礼までに持参した体温計で検温を済ませておく、午前のプログラムは運動だったので、リュックに入っているジャージに着替えることにした。一緒にプログラムを受ける人も着替えるために、更衣室の鍵を掛けずに声がけをするだけで間に合った。入室用の名札を最後の人が置き換えるルールになっているようだ。運動をする前に、単語や昨日の生活習慣や、良かったことを二人一組で数えることになった。2人で10個列挙する間に、どちらかが数え漏れることもあった。とはいえ数えることよりも、積極的にアイデアを出してくれることが嬉しかったので、しばらく待つことにした。運動の前の会話もまた準備運動に成り得ることがわかった。ストレッチでは呼吸をなるべく喉から腹に移動させて、一呼吸をなるべく深くする試みを行った。普段は喉で呼吸しているので、呼吸がややせかせかしていたようだった。ヨガマットに横になる姿勢になってリラックスしていても、足を左と右のどちらかを伸ばしてストレッチも兼ねるとだんだんと運動の性質も持ってくる。また、普段の生活では、掃除をする動作にも筋肉トレーニングの要素があるという。雑巾で床を拭くときの屈んだ姿勢だったり、棚に荷物を持ち上げる動作だったり、棚の上の埃をはらう動作などが、生活に必要な動作からでもトレーニングを兼ねることができるようだ。そのときに腰が曲がっていると力が入らないので、なるべく背中を丸めずにストレッチを行おうと試みた。これらの運動やストレッチはヨガにも共通する要素があるようで先日のヨガの運動トレーニングと共通する要素を振り返りながら、取り組みのも意義がありそうだ。とはいえ、横になっているときや、運動しているときには雑念は特にわかないが、他のことを考えることもできないため、なるべく気持ちが整理されたタイミングに考えをまとめようと考える。

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配列の要素と自炊

ベランダの気温が30度を下回って、28度くらいになってきたので、体感的な蒸し暑さは変わらないが、エアコンをOFFにして窓を開けて網戸をすることにした。扇風機の近くの机にいるときはそこまで暑くないけれど、食卓のテーブルは熱気がこもってすこし蒸し暑く汗が噴き出てくる。食べるときに体温が上がっている分もあるかもしれない。部屋が窓からキッチンにかけて長くなっているので、風がやや通りにくくなっている。体感的な温度はそれほど変わりないが、季節は夏から秋に変わっている。暑さも残暑としての暑さになっている。

自炊しているメニューでは、1食あたりの原材料費が安い業務用スーパーの焼きそばを使っていたけれど、腹持ちを考えて米にして試して見た。米の値段は業務用スーパーでは2㎏880円が比較的安かった。1合200gとすると10回分の炊飯ができる。1食あたりは80円になる。焼きそばにくらべるとやや高いが、自炊して食べてみると満腹感がある。米の値段は業務用スーパーでも一般のスーパーマーケットでもお惣菜と比べるとそれほど値段が変わらなかった。より単価を節約する方法としては2㎏でなく5㎏を2500円くらいでまとめて買う方法があるけれど、5㎏の米を保存する米櫃がないので、一人暮らしでは2㎏の米袋を買うことが適していた。2㎏であれば、手提げ袋に入れて持ち運ぶことができた。焼きそばだけでなく、小麦粉も原材料費を抑えることができる。キャベツと合わせてお好み焼きを作ることもアイデアになりそうだ。また米1合と肉とミックス野菜を入れて作ったチャーハンは一食分がすこし多かったので、2食分に分けて片方を冷蔵保存して、電子レンジで温めなおすことも行った。とはいえ、1食分が米1合になるので、それを物差しにして栄養バランスと食べ応えのある食事を目指していきたいと考えている。焼きそばの場合は原材料費が安いものを選べばそれで需要が足りたけれど、米の場合は備蓄スペースを視野に入れて選ぶ必要があったけれど、業務用スーパーでも一般のスーパーでも原材料費はそれほど変わらなかったこともあり、どちらでも揃えられる。

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パスタとおにぎり

コンビニエンスストアのおにぎりは、歩きながら食事ができるので、散歩で小腹が減った時に重宝していた。また、パスタや蕎麦、うどんなどの麺類は野菜炒めのようになっており自炊する手間が省ける。そばやうどんでも僕が家で作るよりは茹で加減も均一で、品質は一定しているけれど、それだけに毎日のメニューが固定されがちになる。スーパーマーケットでディチェコのデュラムセモリナ小麦のパスタをアルデンテで茹でたとしても、そこに添えるソースは、自炊でもレトルトでも必ずミートソースとニンニクとトマトピューレがセットになっているので、印象はあまり変わらない。しかしながら和風の材料でパスタを調理すると、焼きうどんのほうが、しょうゆに合ってなじみがある。

NHKのあさイチですいすいパスタという、パスタを水で戻して生パスタのようにするという生活の知恵があった。またリゾッタータという、パスタは寸胴鍋に水をたくさん入れて、そのなかで泳がせるようにして茹でて、塩を3g入れるという従来の手法とは異なり、フライパンに油をひいて水を入れずに麺だけを入れて、少しずつ水を足していくという方法で、水が足りなくなると、焦げないようにフライパンをチェックする必要があるにしても、少しずつパスタが食べられる硬さまで水でふやける様子は、育成シュミレーションにも似ている。そのようにして、うどんやそばの乾麺がスーパーやコンビニで揃うけれども、パスタの調理法がいろいろと工夫されるのは、ありあわせの具材の調理法が柔軟になったことがあげられる。

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バランスがあって印象に残るメニュー

給食のおかずでは、揚げパンが原点になっているところがある。その人は男性で調理人を目指して、その技術を磨いてきたという。何もなくてもみんなでそれを食べた思い出が空腹を満たしてくれる。ところが、一人っ子の場合はそうでなく、野菜と肉のバランスが取れるメニューがないと生活に困ってしまう。肉でも、肉が100gある焼肉より、豚肉と鶏肉が60g、40gずつあると満腹感が違ってくる。バランスは空腹と満腹の塩梅を調節することに助力している。サプリメントなどもコンビニエンスストアでも調達できるものの、手作り感のある食事が当たり前のようでありながら、実は貴重なものだと見直される時期が来る。
和食では、肉と野菜のバランスが取れているものの、どこから単調なところがある。お弁当の具で、色合いとカロリーのバランスを考えて、そこにどのようなバランスとバリエーションが想定できるかをイメージすることは、昨今のキャラクター弁当の鮮やかさの根底にある概念にも見える。中華料理は、野菜炒めだけでも、鳥の軟骨が入っていればコリコリと舌触りになっていて変化があり、牛肉も下拵えがしてありただ焼いただけとは違った味わいがあった。一般に知られているラーメンやマーボー豆腐は日本でアレンジされたメニューだけれど、和食になると要素が絞り込まれる傾向がある。お弁当でも要素が盛り沢山になった幕内弁当になると、印象に残りにくく、峠の釜飯などシンプルに洗練されていた方が、印象に残りやすいという考え方がある。それでも、メニューで豚の生姜焼きとシーチキンサラダを選ぶと、生姜と野菜とタンパク質などがバランスよく取れる。そういった中ではラーメンやカレーなどの海外の食事を独自にアレンジしたメニューは生まれにくいかもしれないが、それぞれの国境ではなく、家庭や故郷の味に近い味わいにローカライズされていくようなメニューが次の世代に求められているように思われる。そういったときには、必要な食事をただ取るより、なるべく多くの品目をバランス良く取れることが基礎になると思われる。
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