納豆菌と温度センサー

納豆の発酵を、藁つと納豆で試して見ることにした。ふと藁のある風景が浮かんだ。スーパーマーケットでも、発泡スチロールの納豆はあるけれど、藁つとに包まれているものは、木場のイトーヨーカ堂くらいだった。発泡スチロールの納豆にも合理性があり、溝から空気が通るようになっていた。納豆についているからしには臭みを緩和する作用があるが、容器の納豆はそれほど癖がなくカラシの代わりにわさびでも合う。付け誰には市販のものには砂糖が付いている。さとう、みりん、醤油のバランスが取れているということもある。それだけでなく、図書館に野瀬 泰申著による「納豆に砂糖を入れますか?ニッポン食文化の境界線」という本がある。それをもとに発泡スチロールの納豆にも砂糖を入れると粘り気が出て、コクが出る。納豆が肉に変わって大豆テンペのように麻婆豆腐の具にしたりと、発泡スチロールのパックをあまりかき混ぜずに醤油を垂らして食べることも悪くないが、納豆をかき混ぜる必要性に駆られたのは、砂糖を入れたときと、藁つとにくるまれた納豆を皿に取り出して、その必要性が分かってきた。東京にある茨木県のアンテナショップでも経木の納豆があるくらいで、藁を持ってくると、茎はストロー上になっている。ステンレス二重タンブラーに藁の束の蓋を付けたりしてみたが、まるでミニサイズの茅葺き屋根のようだ。藁を針金で束にして、冷凍枝豆を解凍して、さやから豆を取り出す。また、納豆菌が活動する温度はインターネットで調べるとおよそ40度から45度だった。容器を温めるアルミ製のキャップがあるものは、錘の鉄球に黒い錆がついていた。東急ハンズで小型の三角フラスコがあり、電熱線の入ったセメント抵抗が入っているが、エナメル線の隙間から水が入り込んでしまう、そこで瞬間接着剤でコルクとガラスを接着して、水が入り込まないようにする。また、中に水が入ったとしても珪藻土のブロックをサイコロくらいの大きさにして三角フラスコに入れる。三角フラスコは入り口の筒の太さを目分量で測っただけだったが、10W2.7Ωのセメント抵抗のブロックにピッタリ合った。USBケーブルで2Aの電流はUSB⁻TypeCとの過渡期にあって最大の出力が出る。コップ一杯で200mlのお湯が3時間程度で温まる。また、ステンレス二重タンブラーでは湯気をサランラップで覆うことで、水蒸気で容器が冷えずに、容器から水分が蒸発しないように保湿する。ステンレス二重タンブラーは、沸騰させるだけでなく、温度を氷点下にしたり、金属片を入れたりすることにも活用でき、耐久性を考えてこの容器にしている。もし納豆のように、サーモスタットを繋げて常温からやや暖かい温度でたもつのであれば、三角フラスコの角も丸いので、透明なガラス製の二重タンブラーでも納豆が発酵する様子が観察できるので、試してみるのも一案だと思う。また納豆だけでなく、味噌やヨーグルトの発酵の様子を見てみたい。それもこれも三角フラスコとセメント抵抗が意外にサイズがあって相性が良かったという偶然による。またサーモスタットは42度で電源がoffになり、40度以下になると再び電源がONになる。これがサーモスタットのループになり、お湯を沸かすよりほのかに温めるにとどめ、消費電力はそれほど温度センサーによって節約することができる。容器内は45度位まで温まる。セメント抵抗の余熱で温まると分もいくらかあるけれど、納豆菌が活性化した微熱が少なからず存在することが分かった。

温度家はデジタル表示のほうが、温度変化を分かりやすい。また枝豆には納豆菌が膜を作って豆に皺を作っており、一掴みの藁の束には納豆菌が残っていたことが確かめられた。サーモスタットにもarduino Unoのようにアクリルのケースが付いており、扱える温度は氷点下はー20度から、温度は150度くらいで、料理用の温度計よりデジタル表示が持続する。また温度センサーはケーブルで対象に接する形で図ることができる。温度計というと、体温計が見慣れた形になっているが、以前に植物が光合成をするときに、水蒸気だけでなく熱が出ているという、それを温度計で測るにはケーブルが伸びで金属の端子を設置すると測れるようにすることで、それがデジタル表示として実体化した。温度計をデジタル表示で端子がケーブル製のものにするだけで、部分的な温度を感覚的に把握しやすくなる。サーモグラフィーのように点でなく面で温度を把握するモニターは、コストが高く、センサーにするには温度ケーブルがあるだけでも参考になる。ベランダの気温と湿度を測る温度センサーにもケーブル式にして、esp-wroom02には防水のケースを被せてセンサーだけが外気を測るようになっている。温度センサーによって、環境の理解を掘り下げていったり、納豆菌などの発酵を観察したりと、温度変化による活用のバリエーションを開拓していきたい。それを知らなくても優劣が決まるわけではないが、体験すると何かが豊かになったような気がする、それは何かは人それぞれかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です