新書と図鑑

医薬品がどんなものか僕には分からないこともあるが、そこに挿絵付きの図解で解説している絵本があった。その本ではポケットモンスターの図鑑にも近い形で分かりやすく説明している。実際には医薬品について絵に頼らずとも、専門知識や服用経験があれば体験的に理解できるところもあると思うけれど、概要としてのイラストが何かを示していると考えた。きっかけは道端にあったポスターだったので、書店の新書コーナーに行けばありそうではあったけれど、図鑑と名前が付いているので、図書館に行った方がいいと考えた。また、イラストを覚えても、どんなときにどの薬がいいのかの方向性が分からなければ、畑違いの本を買っても意味が無さそうだ。そこでカーリルというweb上の地区横断の図書検索で蔵書を探すと、同じ区内でも隣の町のシビックセンターにあるようだ。どんな本があるかと関心をもって自転車を漕いでいった。シビックセンターの図書館に着いて蔵書を検索した。王子様のくすり図鑑という題名だった。すこし恥ずかしい題名だったが、タイトルはともかく風邪薬などの状態が悪くなった時に備えて置く薬が、身の回りでどのようなものかを形にすることに意味があると思った。薬学の本では、うつや発達障害などの精神的な分野を取り扱った本もあったけれど、普段と同じように食事をして、睡眠をとり、読み書きをする。それを踏まえると、普段かかわりが薄かった分野を分かりやすくするようなヒントを見つけたい。図書館の本にはラベルが張ってあり、3桁の数字と小数点からなる分類記号があった、まず3桁の数字と同じ本棚を探し、そこから小数点の数字があった本を探す、同じ数字の本が並んでいる本棚のうち、2段がその分野の棚だった。このあたりで見つかるときはすぐに見つかるが、本がアイウエオ順にならんでいるのかそうでないかは判別が付かなかった。とりあえず2段の本棚を何度か探してみても見つからなかったので、図書館のスタッフに聞いて探していただいた。3桁の数字にもカテゴリーの分類があることが調べてみて分かり、読み終えたことがある本でも、その図書館や書庫のどの位置にあるかを確かめてみることにも発見はあると思った。しばらくすると探している本は、検索結果には登録があるが、在庫がないという珍しい事例で、乗り掛かった舟というかどんな本か知りたくもなったのでリクエストして、同じ区内の最寄りの図書館に送ってもらうことになった。

そのようにして深川図書館にくすり図鑑が届いた。深川図書館から電話があって、なるべく日を開けずに取りに行こうと思って、雨が降る中で雨具を付けて、手提げ袋にクリアファイルを持っていった。取り置きの期間は長めになってはいるが、その理由としては区内の図書館でシステム機器の更新や蔵書点検があるので、休館になるからだという。とっさには覚えてはいなかったが、区内の新聞にも図書館の休刊日があることが書いてあった。とはいえ、その日のうちに取りに行けてスムーズにリクエストした本を受け取ることができた。本には、風や感染症、アレルギーなど日常生活を営んでいて、すこし調子が優れなくなった時に現れる症状を、ロールプレイングゲームのキャラクターに仕立てて象徴的に擬人化していた。僕が普段、悩まされているアレルギー-や、アトピー性皮膚炎にもキャラクターが割り当てられている。アトピーの原因はギリシャ語で分からないという意味で、特効薬はないけれど、メンテナンスを欠かさなければ症状を抑えたり、緩和することができる。いかにして習慣をより良く直していけるかを考える機会になった。副腎皮質ステロイドにも軟膏の基剤としては保湿に持ちいるヒルドイドソフトやワセリンが使われており、それがゲームの演者とそれを支える役割にも似ている。どちらが欠けても連携が取りにくくなる。状態を正常に戻すには、病は気からというように、選択と意思が必要になるが、それを組み合わせて考えるためには、その性質や関連性をあらかじめ知っておく必要がある。そういった部分ではその分野に詳しくなるための動機にもなる。こどもの頃にビデオデッキなどの録画する機材をもっていなかったときには図鑑が唯一の情報源だった。ゲームソフトやプラモデルはないけれど図鑑にはイラストと文章が組み合わせてあるために、一見して興味のない分野にもイメージを持つことが可能になる。また自分もアレルギーやアトピー性皮膚炎に悩まされてきたが、それだけに正体が分からない悩みに精神的でなく具体的に取り組むことができればと考えている。図書館でまず本を借りて読むことができたことが有難いこと。またイラストや文章にメモをするために書店で買い求めて、状態を見直すきっかけを持っておきたいと考える。また図書館や書店で調べたくなるような本を見つけやすくするためのカテゴリーや傾向を学んでいこうと思う。

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