マストドンの、「一つのサービスに独占されない」という標語は僕を勇気付けた。仕事らしいもの以外は何を言っても力をなさない息苦しい状況に差した一筋の光明に見えた。それでも、マストドンのドメインを運用するまでには至っていない。ただ僕だけでなく、誰かが見ても面白いと思うことは一言でも呟けたらという願いがあった。また、マストドンを使って、個人が自由に生き生きと交流しているところになぜか嬉しさを感じた。
例えば合コンで一人になってしまうと、他の人がイチャイチャしているところすらイライラすることもあるが、新しいマストドンではなぜかおおらかな気持ちになれた。僕はラジオも作る側というより、チューニングしたり聞いたりする側、メディアを発端にして、何も動きがなかったところに、活動をもたらすように促したい。
ブログはmobabletype3から始めていた。Sixapart社は、アメリカの2001年911テロの時に、身元確認のためのホームページを作成した。DBはBarkleyDBでFTPサーバーにフォルダをまとめてアップロードするだけで、データのバックアップと更新ができた。淡いブルーの管理画面と、白いページが視認性が良く、ネットカフェからでもテキストを更新することができ、大学の授業用に買った中古のパソコンをサーバーにすることができ、どこでも情報配信ができた。当初は、CSSもなかなか上手く扱えず、レイアウトが上手くいかないことも多かった。専門学校で個別のビテオ授業でHTMLやイラストレーターを自習しながら、社会との繋がりを求めてmovabletypeの個人アカウントを取って、
自宅サーバーにアップロードした。ブログをポートフォリオに就職活動を続けた。最初はあまり芳しくなく、どこも自分たちだけで手一杯という感じて、精神的に参ってしまった。ただ自分も作業を圧迫されれば、同じような状況になるかもしれない、それでも自分の記録がサーバー上に適切にあるだけで後で客観的に振り替えれることは確かだった。デジタルではやり直しが効く。
元気の出るコメントはある。ニコニコ動画や、アイドルのイベントでもコメントを随所で投稿した。長文ではないけれど確かに意思の力がある。中にはニコニコ生放送で無言で見守ることで応援になるというチャンネルもあった。パソコンの画面だけを見ていると気分が暗くなるので、イベントには積極的に参加していきたい、イベントに参加しようとして会社を早退しようとする時に限ってミスを誘発される。いっそ、ミスから立ち上がってやろうと思った。
そういう時に限って過当競争に陥っている可能性もあるので、同僚にとってどうでも良く、自分にとって直接の利益にならなくても社会が明るく住みやすくなるための工夫がブログやtwitterを通じてできたらと思った。
その時にとてもためになったtwitterのアカウントが、F太さんのひらめきメモだった。相変わらず、イベントには遅刻気味だったが、ひらめきメモはtwitterで理解できれば、いつでもでも参加できる。
ひらめきメモ @shh7 https://twitter.com/shh7/status/867349645357326337
その日良かったことを3つ書きだす#3good っていう日記の書き方の素晴らしいところは、嫌な事を優先的に記憶しがちな脳の仕組みに対抗して良い記憶を増やせること。そして「なにか良いことあったかな」と頭の中を検索するプロセスによって、良い出来事に気づくアンテナが鍛えられること。